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入院について

療養病棟とは急性期治療が終了後、病状は比較的安定しているが引き続き医療的なケアや病院での療養が必要な患者様を対象にご利用いただく病床・病棟です。

当院は『療養病棟入院基本料Ⅰ』を算定しており、その要件は「【医療区分・ADL区分に関わる評価票 評価の手引き】に基づき「項目の定義」に該当するか否かを判定基準とし、毎日評価すること」「医療区分2または3の患者が全体の8割以上であること」が原則となっております。
そのため、当院では医療区分2・3の方を中心にご入院いただいております。

 

ご入院までの流れ

まずはお気軽にご相談ください。医療相談員が真摯にご対応いたします。
 

他医院からの転院についてのお問い合わせ
窓口:地域連携室 医療相談員
診療情報提供書、日常生活状況票、認知症の状況票のご送付
(FAXでも可能です)
当院の入院検討委員会にて検討させていただきます

ご家族様と医療相談員との面談

結果のご報告と入院日の調整

  • ※医療区分が2もしくは3の状態であっても必ずご入院いただけるとは限りませんのでご了承ください。

入院中に可能なリハビリについて

  • 医師の指示のもと、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるリハビリが可能です。
  • 土日・祝祭日はお休みです。
  • リハビリは各疾患によって、実施できる日数に上限があります。
    上限を超えた場合、患者様の病状にもよりますがひと月13回の対応になります。
    (上限の例:運動器 最大150日など)

※ただし、リハビリの必要性や内容、頻度については、入院後ご本人の病状等を見て担当の医師が決定します。

療養病棟ご入院費用のめやす

※おむつ代、日用品等、別途費用が掛かります。
後期高齢者医療制度の方(65歳以上の後期高齢者医療制度加入者も含む)
所得区分
自己負担限度額
1食当たりの食費
居住費
(1日)
一般
57,600円
460円
(1,380円/3食)
370円
低所得Ⅱ
24,600円
210円
(630円/3食)
370円
低所得Ⅰ
15,000円
130円
(390円/3食)
370円

医療区分の状態像

医療区分2
  • 筋ジストロフィー
  • 多発性硬化症
  • 筋委縮性側索硬化症
  • パーキンソン病関連疾患(進行性上性麻痺、大脳皮質基底核変形症、パーキンソン病でホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって生活機能障害がⅡ度又はⅢ度の状態に限る)
  • その他の難病(特定疾患治療研究事業実施要綱に定める疾患)
  • 脊髄損傷(頚椎損傷を原因とする麻痺が四肢すべてに認められる場合に限る)
  • 慢性閉塞性肺疾患(ヒュー・ショーンズの分類がⅤ度の状態に該当する場合に限る
  • 悪性腫瘍(医療用麻薬等の薬剤投与による疼痛コントロールが必要な場合に限る)
  • 肺炎に対して治療を実施している状態
  • 褥瘡に対する治療を実施している状態
  • せん妄等に対する治療を実施している状態
  • うつ症状に対する治療を実施している状態
  • 尿路感染に対する治療を実施している状態
  • 気管切開又は気管内挿管が行われている状態
  • 手術創のケア、創傷処置
  • 消化管等の体内からの出血が反復継続している状態
  • 傷病等によりリハビリが必要な状態(傷病発生後30日まで)
  • 8回/日以上の喀痰吸引を実施している状態
  • 頻回の血糖検査を実施している状態(3回/日以上)
  • 脱水に対する治療を実施している状態、かつ、発熱を伴う状態
  • 頻回の嘔吐に対する治療を実施している状態、かつ、発熱を伴う状態
  • 経鼻胃管や胃ろう等の経腸栄養が行われており、かつ、発熱を伴う状態
  • 他者に対する暴力が毎日認められる状態
  • 酸素療法を必要とする状態(密度の高い治療を要する状態を除く)
医療区分3
  • スモン
  • 24時間持続点滴が必要な状態
  • 中心静脈栄養を実施している状態
  • 酸素療法を必要とする状態(密度の高い治療を要する状態に限る)
  • 気管切開又は気管内挿管が行われており、かつ、発熱を伴う状態
  • ドレーン法又は胸腔もしくは腹腔の洗浄を実施している状態
  • 感染症の治療の必要性から隔離室での管理を実施している状態
  • 医師および看護職員により、常時監視および管理を実施している状態

退院手続き

退院手続きについて

退院の際は、退院までの入院費、その他の費用の請求書をご郵送させて頂きます。
ご到着後、支払窓口にてお支払いください。

お問い合わせ

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